しずおかRC（ランニングクラブ）

老老介護

80歳以上の母を、嫁いだ娘が、実家に出向いて介護している話しを、耳にする。
面倒を見ていた娘さんが先に亡くなり、親戚の家では、お婆さんを施設に預けた。「身体の具合が少し悪いので、一時的に病院にいて、5月頃には家に帰る。」と言う。ボケているのではなく、家に居たいお婆さんの願望なのです。
　妻は実家での老老介護が10年となる。本当はお婆さんなのですが、また娘でもあるのです。
それ以前から、両親は一番頼りにし、何でも事あるごとに連絡があって実家に出掛けていた。妻には、父が死んだとき、十分なことをしてやれなかったとの思いがある。しかし、私には、義母が50歳を過ぎた頃から、自らが大変だなと感じることを妻に押しつけ甘え過ぎていたように見える。義父の看病も、入退院の面倒見も、妻であった。
義母は、5年以上も要介護5です。車椅子とベッドでの毎日ですが、好きな入浴のため、週3日ほどデイケアに通所している。寝返りも・立ち上がることもできない、右手も使えない、自律排尿もできず袋と管が付いている、ウンコが出てこないことがあり排便も手助けが必要です。それでも、とっても元気です。
【年齢とともに要介護老人が増える】75歳未満5.08％→75才以上23.5％
平成15年度に約370.4万人であった要介護者は、平成26年度に591.8万人(約16％増)


byまつもとよ