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2021年08月10日
競歩
会報平成29年11月(第4号)に、競歩のことが載っている。
『競歩選手は時速14㎞程度です。サブスリーを達成できるランナー並で、1㌔4分を切る速さです。あのような変則的な歩き方は、相当な練習を重ねなければ出来ません。』
競歩の歩き方は、片足が必ず地面に付いていなければならない、一定の瞬間まで前足の膝を曲げてはいけない(注1)、ルールがあるので不自然な歩き方になる。
世界記録は20㌔が1時間16分36秒、50㌔が3時間32分33秒。人が歩く速さは時速4㎞なので約4倍のスピードである。ルールによる正しい歩き方(歩型)で粘り強く戦い、機を見て勝負に出る競技は、日本人向きであると思う。
札幌市で行われたオリンピックの20㌔競歩において、日本選手は銀メダルと銅メダルでした。優勝した選手がペースを上げたとき、歩型違反で失格することを避けるため付いていけなかったと、2位の選手が言っている。
競歩は、歩型の判定が大きく選手に影響を与える特殊な競技である。審判員がチェックしやすいよう周回コースで実施される。警告カードが歩いている選手の目の前に示され、3枚になると20㌔ではピットで2分間の待機、4枚で失格となる。
歩型審判員の目は確かな判定ができているのか?経験を積み重ねても個人差は否めない。着地センサーなどの着装やビデオ判定を導入する判定がより正確だと思う。
(注1)競歩とは、両足が同時にグラウンドから離れることなく歩く競技である。前脚は、接地の瞬間から垂直の位置になるまで、まっすぐに伸びていなければならない。
by まつ もとよ
【凱旋門】次は2024年パリオリンピック、50㌔競歩は実施されない。
『競歩選手は時速14㎞程度です。サブスリーを達成できるランナー並で、1㌔4分を切る速さです。あのような変則的な歩き方は、相当な練習を重ねなければ出来ません。』
競歩の歩き方は、片足が必ず地面に付いていなければならない、一定の瞬間まで前足の膝を曲げてはいけない(注1)、ルールがあるので不自然な歩き方になる。
世界記録は20㌔が1時間16分36秒、50㌔が3時間32分33秒。人が歩く速さは時速4㎞なので約4倍のスピードである。ルールによる正しい歩き方(歩型)で粘り強く戦い、機を見て勝負に出る競技は、日本人向きであると思う。
札幌市で行われたオリンピックの20㌔競歩において、日本選手は銀メダルと銅メダルでした。優勝した選手がペースを上げたとき、歩型違反で失格することを避けるため付いていけなかったと、2位の選手が言っている。
競歩は、歩型の判定が大きく選手に影響を与える特殊な競技である。審判員がチェックしやすいよう周回コースで実施される。警告カードが歩いている選手の目の前に示され、3枚になると20㌔ではピットで2分間の待機、4枚で失格となる。
歩型審判員の目は確かな判定ができているのか?経験を積み重ねても個人差は否めない。着地センサーなどの着装やビデオ判定を導入する判定がより正確だと思う。
(注1)競歩とは、両足が同時にグラウンドから離れることなく歩く競技である。前脚は、接地の瞬間から垂直の位置になるまで、まっすぐに伸びていなければならない。
by まつ もとよ
【凱旋門】次は2024年パリオリンピック、50㌔競歩は実施されない。