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2021年08月24日

個人差・個性

会報平成30年1月(第6号)に『走り方、走るフォームはかなり個人差があります。』と載っている。
 競技によっては、超一流選手は同じような体形とフォームをしている。
オリンピックのテレビ画面を見る限りでは、
5000mや1万mの長距離の選手は痩身で少し小柄、百メートルの選手は筋骨たくましくやや太め、ハイジャンプの選手は細くて極めて長身、砲丸投げの選手は大きくてかなり太い、と感じた。
競技に適した体格の選手が超一流になる条件とも思える。それとも、競技を続けているうちに最適な身体に、結果として同じような体形に近づいていくのか。
オリンピック選手や候補選手は、自ら考え工夫し努力してきたのだと思う。「世界で勝負するため、広く考え、客観的に自己評価し、日々努力する」ことが称賛に値する。
我々のような市民ランナーは、それぞれ自己流の走り方なので、個性的である。故に、走っているときの姿が様々であり見飽きないのかもしれない。
スポーツでは個人差や個性的なことで皆から浮くことは少ない。
しかし、職場や学校など社会においては、個性的な性格や独自の思考が全体の調和を乱すことがある。
個性の強い人は、扱いづらい、マイペース、灰汁が強い、異論を差し挟む、個人プレーに走るきらいがある、周りが見えていないなどの傾向がみられるので、組織では全体をまとめる上位の職責などには不適とみなされる。
特に、我が国の大企業や役所などの確固たる組織にあっては、学歴、新規採用、社内教育、給与体系、年功制、経験ポスト、昇進序列によって人事評価することが常である。
この方針を続けると、我が国の経済・社会は深刻な低迷期におちいるだろう。
そのとき、「グローバルに、見えてる、考える、実行力ある」能力を持った個性的な人達が、「変われない日本」を変革し経済大国の復活を成し遂げてくれるのかもしれない。
 by まつ もとよ
【一人当たりGDP日本30位】※総額では4位
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Posted by ゴールドランナー  at 13:44 │Comments(0)読者のつぶやき、ルポ、etc

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