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2018年08月08日

静岡護国神社の森

静岡護国神社の森

谷津山の南に、静岡護国神社がある。お国のために死んだ英霊が祀られている。
毎年夏に、母方の祖母は、みたま祭に出席するため、遠州の片田舎から出てきていた。お爺さんの体には日露戦争の貫通銃創跡があった。母の兄は、召集令状がきて静岡連隊の兵隊さんになって中国へ派遣されたが、無事に戻ってきたそうです。二度目の招集があり、ニューギニア島近くの南方の島で斥候に出たまま戻らなかったそうです。骨も遺品もない墓が山にあり、家の神棚の横に軍服姿の写真(本当は写真のような絵)が掛けられていた。『死んでも親孝行な子だよ。』と、お婆さんは母に話していたそうです。遺族年金が入るからです。
神社には、よく鎮守の森がある。静岡護国神社の裏手一帯は谷津山に続いており、照葉樹林の森が広がっている。
戦前、護国神社がこの地に移ってきてから、100年近くの時を経て、この森が形作られた。照葉樹林は、温帯(わが国では西日本)の代表的な樹林で、シイやナラの木などが繁茂し見た目はモコモコです。中国雲南からアッサム・ブータンが、同じような気候で照葉樹林帯に属する。
静岡護国神社の森
また、タイ北部やベトナム、中国南部などの稲作を主とする田園風景は、我が国と類似しており、東南アジアの亜熱帯から温帯にかかる位置にあり、米、餅、発酵食、漆、竹細工などがみられる文化圏である。  Byまつもとよ


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Posted by ゴールドランナー  at 15:47 │Comments(0)読者のつぶやき、ルポ、etc

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