しずおかRC（ランニングクラブ）

今夏の暑さ・水と緑

　暑かったですね。連日のように全国のどこかで39℃、特に岐阜県多治見や名古屋などでは40℃超えを記録した。地球温暖化の影響なのか！夏場のランニングには気象条件が厳しすぎる。
道路などの公共インフラや建築物などに囲まれた都市生活は、コンクリートジャングルの中で暮らしているようなものだ。都市の空間が蓄熱されて、夜も温度はあまり下がらない。
都市の環境を見直し、再構築が必要だ。酷暑に対応するには、『水と緑』を取り戻す取り組みが大切だと思う。
幸いなことに、我が国の都市は河川による沖積平野の上に形成されていることが多い。河川は山と海をつないでいる。海風も流れ込みやすい筈だ。都市に水路を巡らし、この河川と網目状に結びリバーサイドをつくれば、水の流れによって多少気温が下がるかな？旧城下町は市街地に堀もある。


具体的には、暗渠にしてしまった小河川の復活、江戸時代の運河や掘割（用水路）の活用、コンクリート護岸ではなく自然石の護岸、空き家敷地を転用する小規模遊水施設（豪雨時の一時的な貯水）の設置などを思いつく。水の流れを再生させることが必要だと考える。水があれば、植物や虫たちやってくる。副次的に、今よりは自然環境を身近に感じられる生活となるだろう。　　byまつもとよ