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2018年11月08日
酉の市と熊手
11月の酉の日(注)に、酉の市が開かれ、縁起物の「熊手」が夜店に並ぶ。浅草の酉の市が盛大だが、目黒の大鳥神社も結構にぎやかです。(注:十二支の酉の日)
【縁起物の熊手】
大鳥神社の云われでは、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征のとき、この地にあった社に立ち寄り蝦夷討伐を祈願し、また平定したことを感謝して剣を献じた。尊の死後、霊が鳥になってこの地に降り社殿が建立された。
【大鳥神社】
「熊手」を祀ることは、日本武尊が焼津で焼き討ちにあった時、「熊手」(注)で枯草を掻き集めさせ、向火を焚いて難を逃れた故事に由来している。(注:当時は武器であった。)
江戸時代に市が開かれ、いつの間にか、「熊手」は家の内に金銭や幸運を掻き込む、縁起物として信仰されてきた。
うちの嫁さんは、自宅から大鳥神社が近いので、会社から頼まれて「熊手」を買った。恒例の値切りと締めの掛け声、ご祝儀をやったのかな?
連れていた孫が、「熊手」を何に使うのか聞いたので、『お金がたくさん集まるよう、良いことが続くよう、商売が繁盛するように、お願いするもので会社に飾っておく。』と説明した。『お願いするだけなの!僕は自分で頑張る。』と言った。ママはあんぐり。(5才、昨年の出来事)
【地図・大鳥神社】
自宅マンションはこの地図の範囲内で、初宮参り・七五三も大鳥神社でした。
byまつもとよ