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2019年03月20日

さくら葉

さくら葉

西伊豆の松崎町は、塩漬けさくら葉の名産地で、シェア70%を占めている。塩漬けは明治末頃に始まり、今はそのために植えた大島桜の葉を使っている。
伊豆は薪炭づくりが盛んだったが、電気や石油に代わっていったときに、枝や幹ではなく葉を利用し、松崎は、塩漬けさくら葉の一大産地となった。
【塩漬け桜庭】
さくら葉
なぜ、松崎が一大産地になったのだろうか?
昨年5月10日のブログ記事「新緑と伊豆の観光(その10)」に、松崎の篤志家「三聖」が、教育・生糸産業・北海道開拓に心血を注いだことが書かれている。
地域の財力、起業への熱意、広い視野のある人物、東京人(中央)とつながる情報など、当時の松崎町は秀でていた。きっと、主体性をもって、薪炭からさくら葉への転換と生産が行われたのであろう。
さくら葉
伊豆は、首都圏に近いので、それぞれの特徴を活かして、規模は小さいながらも単発で特色ある取組みを地域振興につなげることができる筈である。
これには、人材・人脈、情報・発信力、独創性、ブランドづくり、先行性、寡占化、消費地との距離などが、必須の要素であると考えられる。例えば、早咲きの河津桜も、他とは少し違う時期に観光客で賑わう。
今風には、イノベーション、デジタル化、プレゼン、データ化、IT、フィンテック、ロジスチティックなど総合的にコーディネートできるプランニングといえる。
byまつもとよ


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Posted by ゴールドランナー  at 15:40 │Comments(0)読者のつぶやき、ルポ、etc

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