しずおかRC（ランニングクラブ）

2004年アテネ大会ハンマー投げ金メダリストの室伏広治氏が、スポーツ庁長官に就任しました(10月1日)。
Withコロナの時代にあって、スポーツイベントの開催・運営などが難しいうえに、東京オリンピック・パラリンピックをどのように行うのか厳しい状況において、指導力や調整力が問われます。
父親はアジアの鉄人と呼ばれた室伏重信です。(ハンマー投げ5連覇、全日本10連覇)富士市にあった大昭和製紙に所属しており、広治は静岡県生まれ(沼津市)です。
静岡県出身のオリンピック選手で金メダリストは、1992年バルセロナ大会200ｍ平泳ぎの岩崎恭子(沼津市)、アテネ・体操男子団体の水鳥寿思(ひさし・静岡市葵区)を覚えています。双方とも、国民の大きな熱狂に包まれました。
競技別に見ると、陸上では、戦前100ｍ 暁の超特急と呼ばれた吉岡以来のファイナリスト(決勝8人に残った選手)となったバルセロナ・400ｍの高野進(富士市)、2012年ロンドン5000ｍと1万ｍの佐藤悠基(長泉町)、2016年リオデジャネイロ4×100ｍリレー銀メダリストの飯塚翔太(御前崎市)、2008年北京パラリンピックとリオパラと連続して走り幅跳び銀メダリストの山本篤(掛川市)がいます。
卓球では、北京・ロンドン・リオと3大会連続で出場し、リオで男子シングルス銅メダリストの水谷隼(じゅん・磐田市)、リオ・女子団体銅メダリストの伊藤美誠(みま・磐田市)がいます。
磐田市出身では、バルセロナ・柔道銀メダリストの溝口紀子がいます。この人の学歴がすごい。埼玉大学の院卒です。さらに2015年に東大大学院総合文化研究科の博士課程を修了し、教授やコメンテータ―として活躍しています。
引退した後も、水鳥寿思は日本体操男子の監督であり、高野進は日本陸連理事を務めトラック競技の強化に貢献しました。　
　　　　　　　　　　　　byまつ もとよ
【水鳥寿思が育った体操館】