しずおかRC（ランニングクラブ）

子孫繁栄の願いが込められている「おせち料理」を手作りしてきたが、今にして思うと「子作り」はイマイチでした。
母方の祖父は12人の子宝に恵まれたが、我が家の男系は曾祖父から5代で1人に！などと思巡らしてみた。多産や子孫繁栄にはほど遠く、いずれ消滅かな？ほかの家でも似たり寄ったりではないでしょうか。
男の遺伝子はコピーの繰り返しなので、生物として弱いのかも知れない。
世界中で最も古くかつ万世一系の天皇家は、神武天皇から126代2000年以上にわたり男系が続いている。ところが、現在、皇位継承者は実質的に秋篠宮家のお二人だけである。
調べてみると、26代継体天皇を今上天皇の先祖であるとしている。古事記や日本書紀によると神武天皇から25代天皇までは何回か権力の簒奪があり、天皇家の血筋が引き継がれたかは定かではないとのこと。
天皇を支え権力の座にある大和の豪族や平安貴族にとって、政治的な象徴（天皇）が重要であった。天皇家は神聖であり、天皇による崇高な統治に基づき安寧に国家を治めるという理念である。
江戸時代に、皇位継承者を確保するため、伏見宮、桂宮、有栖川宮、閑院宮（かんいんのみや）、を世襲親王家とした。119代光格天皇（明治天皇の曾祖父）は、３代遡り、閑院宮の親王家系の男系男子である。今上天皇はその直系の子孫にあたる。
男女平等を謳っている現憲法の下では女性天皇を容認との見解もある。過去に推古天皇など8名10代の女性天皇が即位しているが、いずれも独身であった。
現状のままでは、安定した皇位継承を見通せない。　　　　by まつ もとよ
【皇統一覧・神武～令和（日経新聞）】