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2021年04月06日

地頭のよい子を育てる

先日、某新聞紙広告ページに「多様性生むリーダー育てよ」との記事が載っていました。
建築家の安藤忠雄氏が「子どもは本で考える力を」を寄稿しています。
『・・・現代の子どもたちは小学校に入学する前から親の指図で塾へ行き、ひたすら受験勉強だけさせられる。・・・
子ども時代はよく遊び、よく学び、友達との対話を通して人間関係を勉強しなければならない。
この時期に大切なのは、受験のための勉強ではない。「子どもの時に子どもをする」ことで、自分で考える力を身につけることが肝心だ。
親がひたすら教育にエネルギーを費やした子どもには、自分で考え、生きる自由がない。・・
・・・子どもたちには本を読み、考える力を養ってほしい。』
また、ある保育園の園長の発言とも一致しています。
『子どもは遊びながら、子ども同士が調整する能力を学ぶ。争っても泣いても保育士は見守り、その子の育ちを保証する。』(遊びを通して困ったり考える時間を、保育士が待つことが大切なのです。)
『地頭のよい子を育てる』と婿さんは、少し変わった学習塾に小学生になった孫を通わせています。孫は、私に似てチョット細かいことが気になる性分なのに、わざわざ隣の駅まで通っています。頭がよくなったら、頭でっかちのジイジは孫との会話が楽しみです。
 東大卒が多い官僚は頭がよい?。受験勉強のための知識と頭脳なので、社会事象が複雑に絡み合っている現実の応用問題では落第です。だから、首をかしげたくなるような施策や出来事(注)が続発するのです。官も民も挙げたら切りがありません。
 by まつ もとよ
(注)政府や行政では、①.お願いしかないコロナ対策、②.原子力発電に関する長期的な視点の欠如、③.再生可能エネルギーへの転換の遅れ、④.大学入学試験制度の見直し、⑤.年金制度の長年にわたる無為な検討、⑥.大借金である国家財政、⑦.国の様々な規則に縛られて進まない地方自治、⑧. 個人から学校や民間事業者までバラマキ行政、⑨.外国人を個々に尊重しない法令と運用など。
一方、個人や民間企業などを取り巻く状況では、①.英語教育やIT教材導入に対する学校現場の硬直性、②.留学生減少の先にある国際感覚、③.企業の収益力の低迷、④.産業における生産性の低さ、⑤.女性の登用とジェンダーフリー、⑥.戦後世代よりも保守的な若者達、⑦.一人一人の違いや多様性に不寛容な社会、⑧.国民を愚弄するような低俗番組などなど。
【多様性に関する意識調査(日本財団)】日本社会に差別や偏見がある60.1%、ややあると思う35.8%
地頭のよい子を育てる



Posted by ゴールドランナー  at 16:58 │Comments(0)

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