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2021年04月20日

つつむ(風呂敷)

 「つつむ」は、古くは正倉院御物を包んでいた布があり、中国から伝来したとみられている。
物を「つつむ」のに、風呂敷(注)をもっと利用するようにしたい。使い勝手がよく便利である。様々な大きさや色と柄があり個性や多様性、多用途の包み方があり柔軟性、使い捨てでなく省資源と、今の社会が求めていることに合致している。
贈り物、引き出物、菓子折、一升瓶、弁当箱など様々な物を風呂敷に包んでいる。四角いもの、丸いもの、長いもの、不揃いのもの、細かいもの、種々雑多なものでも形も大きさが様々なものでも決まり事と手順さえ分かっていれば、なんなく包むことができる。
古来から、日本人は、漢字、渡来人、仏教、律令国家制度など何でもかんでも取り入れ、柔らかい和風に転じてきた。日本文化の源は平安時代に平仮名や源氏物語など集大成され、現在までその流れにあると考えられる。我々は、周りに合わせる、横並びを気にする、大勢につき一緒に包まれている、のが安心安泰なのである。
 日本独自の風呂敷は、だんだん廃れてきている。風呂敷の普及において一番のネックは結び方である。風呂敷の端を2回真結びができれば使えるようになる。練習すれば大丈夫です。ポイントはタテ結びにならないことである。現代風のポリエステル地の風呂敷はエコバッグにも使え、そのほか変幻自在に使えそうです。風呂敷の使い方を編み出した柔軟な頭脳は、もはや過去のものである。 by まつ もとよ 
(注)風呂敷は、文字どおり風呂で脱いだ服を包む布なのです。
【いろいろな包み方】
つつむ(風呂敷)


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Posted by ゴールドランナー  at 13:34 │Comments(0)読者のつぶやき、ルポ、etc

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