しずおかRC（ランニングクラブ）

織姫と彦星のように1年に1回ではないが、一緒に暮らす日が少ない夫婦もいるようです。結婚しても互いの自由度が高いなど様々な家族の形態があります。
また、未婚の若者が増加しています。甥や姪、近所の息子さんや娘さんなど周りに結構います。若者が独身のオジさんオバさんになり、さらに増える見込みだそうです。
「2015年の国勢調査」（注1）や「少子化社会対策白書」（2019年）によれば、20代後半の未婚率は男性73％・女性61％、30代後半では男性35％・女性24％です。
結婚したいと思っていますが、結婚しない理由は交際している相手がいないが最も多いのです。職場や活動の範疇などに若い女性や男性が少なく知り合う機会がないそうです。
団塊の世代は、仲人さんのすすめでお見合いし結婚した方々が大勢います。時代は進み仲人さんが少なくなり、近頃は飲み会や飲み屋で知り合ったカップルもいます。また、オーネットなどの結婚紹介やマッチングサイトなどを利用する方々が増えています。
　もう一つの指標、生涯未婚率（注2）を見てみましょう。
50歳の時点において生涯結婚しないであろう人の割合は、男性の約23％・女性の約14％です。男性の4人に1人が未婚なのです。このままでは、未婚化がさらにすすみ生涯シングルがごく普通になります。そして、生涯未婚率のさらなる上昇が出生率の低下と少子化を招き、その結果、超高齢化と未婚化の社会が目前に迫っています。
　　by まつ もとよ
（注1）2020年の国勢調査の結果は6月末に発表されているが、ここでは5年前の調査結果の数値である。
（注2）生涯未婚率とは、45～49歳と50～54歳の未婚率の平均値から50歳時の未婚率（一度も結婚したことがない人の割合）を算出したデータで、「生涯を通して未婚である人の割合」を示すものではない。
【おとなしい草食系】