しずおかRC（ランニングクラブ）

　謙信公の旅は続きます。今回は「直江兼続」をとりあげます。新潟で新たに 知りえた

知識とともに書いてみます。

　戦国時代の歴史に詳しい人たちの間でも、人気のある武将として知られていますよね。

別名は「上杉鷹山」です。文武両道に優れた人で、秀吉や家康も一目置いていたほどです。

　知謀あり。特に謙信亡き後、上杉景勝に第一の部下として仕える。軍師、参謀、経営家

でもあります。

　春日山城の山頂の本丸ちかくに直江屋敷があります。頼りになる部下として、知恵袋

として活躍していたことがわかります。

　有名なのは、小田原征伐では景勝とともに戦功をあげて秀吉から会津１２０万石を

命ぜられるも、一変、関ヶ原の戦いのときには家康から謀反を疑われ米沢３０万石に

減封となります。

　このような激動のときも知略を発揮して景勝を助けるのです。このことはものの本に

書いてあるので読めばわかります。

　ただ、旅で知ったのは佐渡島の金山のことです。兼続は佐渡の管理の最高責任者をや

っているのです。当時、金が出るということはすごいことです。金山の開発です。

　ずっとあとに徳川幕府の天領ともなる。そういう意味では家康は実にずる賢い。金を

吸い上げたのだ。　　

　佐渡にフェリーでわたるには直江津港です。この名前も「直江兼続」からきているという

話があります。３８８年間に産出した金は７８トンだそうです。

　そのほかにも佐渡には兼続が造営した寺やゆかりのところが数多いのです。新たな発見

です。みなさんも行ってみたら。

　ランについては、佐渡は島一周２６０キロで、道はゆるやかなアップダウンと空気の

きれいな田畑があるので、走りを誘います。次いくときはランニングしたいです。

　「　そこらじゅう　走りを誘う　佐渡島　」　Green Tea

写真は、春日山城の全景、そして佐渡金山です。